インプラント

インプラント治療とは

インプラント治療とは、歯が抜け落ちてしまった部分にインプラント(人工歯根)を埋めこみ歯槽骨(顎の骨)と結合させ、 その上から人工歯を被せるこ とで咬合機能を回復させる歯科治療のことです。インプラントは歯科医療における最先端技術で、 様々な優れた特徴を備えていることから“第二の永久歯”と言 われています。

インプラントにはブリッジや入れ歯とは違いしっかりとした“根”があるため、 自然な歯と同程度の咬合力を手に入れることができます。もちろん噛み心地も快適です。 また人工歯の形や色などは自然な歯に合わせることができるため、仕上がりがとても美しいという特徴もあります。

当クリニックのインプラント治療


当クリニックではより安全で精度の高いインプラント治療を行うため、ブローネマルクシステムを採用しております。 ブローネマルクシステムは、歯科医療先進国スウェーデンのブローネマルク教授により開発・確立されたインプラント治療です。 様々な症例に対応することができます。現在では30ヶ国以上もの国で用いられている、インプラント治療の代名詞とも言える治療方法です。

世界で最初の骨結合型インプラント手術はブローネマルクシステムを用いて行われました。今より40年以上も前のことです。 今でもその頃のインプラントは何の問題もなく機能し続けています。このことからも分かる通り、 ブローネマルクシステムは長期的な安定性を備えているインプラントだと言えるでしょう。
そのため、どのインプラントシステムよりも臨床実績が豊富ですし、それに伴った非常に高い治療成功率を誇ります。
また、インプラント手術で使われる全ての器具は、クラスBオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)で滅菌しております。

質問がございましたらお気軽にお尋ねください。

インプラント

2回法(手術を2回行う)の場合

STEP1 カウンセリング

まずは患者様のご希望をしっかりとヒアリングいたします。その後に治療期間や費用、治療に伴うリスクなどをご説明いたします。疑問や不安点などがございましたら、お気軽にお申し付けください。

STEP2 治療準備

治療準備としてレントゲン撮影などの各種検査や全身の健康状態などを確認いたします。
顎模型・パノラマⅩ線・CT画像をもとに、インプラント治療のシミュレーションを行い正確な診断をしていきます。
また、全身状態を医療機関と連携をとることにより安全な治療を行えるようにしていきます。

STEP3 手術

インプラントの埋入

健康状態が良好でしたら手術に入ります。手術により歯ぐきを切開し、歯槽骨(顎の骨)にインプラント(人工歯根)を埋めこみます。
必要に応じて歯科麻酔医による全身管理下のもとに、静脈内鎮静法を取り入れた手術を行うことができます。

STEP4 治癒期間

アバットメントの連結

歯槽骨とインプラントがしっかりと結合するのを待つ治癒期間に入ります。治癒期間は3ヶ月から6ヶ月を目安としてお考えください。またこの期間は仮歯をお使いいただけます。

STEP5 アバットメントの取り付け

アバットメントの連結

歯槽骨とインプラントがしっかりと結合しましたらアバットメント(連結部分)を取り付けます。そして取り付けが終了しましたら、歯ぐきの治癒期間として1週間から6週間ほど待ちます。

STEP6 人工歯の装着

プロビジョナルのセメント固定

歯ぐきが治癒しましたら人工歯を装着します。

1回法(手術を1回行う)の場合

STEP1 カウンセリング

STEP2 治療準備

STEP3 手術

手術の際に抜歯からインプラントの埋入、仮歯の取り付けまでを行います。
手術の回数を少なくすることができますので、手術の負担を軽くすることができます。
また、その日のうちに食事をすることができます。

STEP4 アバットメントの取り付け

STEP5 人工歯の装着

インプラント治療例

前歯部症例

※下記の症例は自動的に術後に切り替わります。

術前 術後
術前 術後

前歯のインプラント治療の場合は奥歯の咬合支持が安定していることが重要です。
長期にわたって安定した状態を保つには定期的な通院が大切です。

臼歯部症例

臼歯部症例術前

臼歯部症例術後

インプラントを使わなければ義歯により機能回復を行う症例です。
インプラント治療により、違和感のない天然歯と変わらない感覚で過ごすことが出来ます。

単独欠損症例

単独欠損症例

初診時、放置された歯根が保存不可能な状態で残っていました。インプラント治療により隣接する歯を削らず、無理な負担をかけないで済みます。

単独欠損症例

単独欠損症例

オーバーデンチャー症例

オーバーデンチャー症例

オーバーデンチャー症例

歯がなくなり総入れ歯を使っているが、もっと安定させたい場合に入れ歯とインプラントをリングで止めることにより安定させる方法です。
治療費を抑えて機能の改善が行える治療法でもあります。

フルブリッジ症例

フルブリッジ症例

フルブリッジ症例

顎提がフラットで総義歯でも硬い食べ物は避けていましたが、今ではなんでも食べることが出来るようになり、たいへん喜ばれた症例です。
総義歯を使われていた場合でも天然歯に近い感覚で過ごすことが出来る方法です。